何年か前に妻からプレゼントしてもらってからというもの、
私は最近読書はもっぱらkindleです。
欲しいと思った瞬間に本を購入できるのと、
重い本を持ち歩かなくて済む快適さに感動して、もう紙の本に戻れません。
ブログも始めたことだし、読んだ本も広告として画像を合法的に張り付けられる準備も整ったし、kindleで読んだ本をブログで記事にしてみようと思い立ちました。
…んじゃ早速、書評する本をどれにするかなと考えていたら、
「本の中で気に入った部分、感動した部分をブログに載せたいな~」
「でも著作権的に、一部といえど、中身をのせるのはありなのか?」
「あとは、せっかくkindle、電子書籍なんだから、アナログに書き写さなくとも、テキストデータ抜き出せないのか?」
などなど、いろいろ疑問がでてきました。
そんなときはやっぱり助けて!Google先生!
(最近、まずはググれカスという誰かの声が遠くから聞こえる…)
本の中身をブログに載せるのは著作権法的にOK?NG?
Googleで「ブログ 本 引用 著作権」で検索したところ、それっぽい記事を発見。
見てみると、、、
文化庁は、私的使用のための複製(第30条)、図書館等における複製(第31条)と同様、引用(第32条)を「著作者等に許諾を得ることなく利用できる場合」として列挙してます。
「公正な慣行」と言える「正当な範囲内」の判断基準については、写真パロディ事件(第1次上告審 昭和55.3.28)といったこれまでの判例の蓄積から、文化庁は次の4点を上げてます。
- 他人の著作物を引用する必然性があること。
- かぎ括弧をつけるなど,自分の著作物と引用部分とが区別されていること。
- 自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であること(自分の著作物が主体)。
- 出所の明示がなされていること。
1.は必然性、2.は明瞭区分性、3.は主従関係、4.は出所明示。
まず、他人の著作物を借りるためには、借りるための相応の理由が必要です(必然性)。ブログ記事に彩りを添えるため、アイキャッチとしてアニメのキャプチャ画像を掲載するだけであったり、自分が好きな本の一節を、コピー&ペーストで引っ張ってきただけで内容に言及しないのも、必然性の説明は難しいです。
著作権法ってご存知の通り親告罪な部分が多くて、これって著作権者の利益になるファン活動や広告活動をグレーゾーンで守るためって気がするのですけど(コミケ文化然り)、その趣旨を踏まえるなら、著作権者の利益を害さない範囲で、ルールというよりモラルとして守っていきたい領域って気がします。作者に敬意を払う、てことですね。
逆に言えば、著作権者の利益にならない、還元されない利用は自粛されるべきじゃないかなー。と書いて〆です。
「三森」さんのブログ「青猫文具箱」
”著作権法上、本の引用・要約・目次をブログに書く時気をつけること。 ”より引用。
http://www.bungunote.com/entry/20141115/1416034146
なるほど、、、詳しく記載されていますが、「引用するなら著作権者の利益を害さないように引用せよ!」ということかな、と解釈しました。
(三森さん、早速?引用させていただきました。丁寧な記事ありがとうございます。)
当たり前かもしれませんが、常識的かつ上記ルール1.~4.を守れば引用はOKのようです。
kindleから引用したい文章をテキストデータで抽出できるか?
Googleで「kindle テキスト データ 抽出」で検索したところ、それっぽい記事を発見。
抽出できるようです。試しにkindle.amazon.co.jpをやってみたら確かにできました。
いやー同じ疑問をもって解決されている方のブログは本当に助かります。ブログの偉大さを再認識。
kindle.amazon.co.jpサイト経由でコピペする方法
これは困ったなと思ったものの、何度か見にたことのあるAmazonのKindleサイトに行ってみたら出来ることが判明。
まず、下記URLのアマゾンkindleサイトにアクセスします。
https://kindle.amazon.co.jp/co.jpドメインなのになんで英語なんでしょうか…。
それはさておき、赤枠の部分をクリックし、Kindleアプリ(端末)で使用しているアカウントでサインイン。次のような画面になります。ここまで来てもまだ英語かよ。しかも、かろうじて日本語になっている部分ではなぜか「Kindle書籍がない」とか言われ、右メニューでも読書中の本もないとか言われちゃうのですが…。
気にせず一番上の「Your Hightlights」をクリック。
すると、Kindleアプリで追加した、ハイライト、メモがサイト上に一覧で表示されます。
サイト上のテキストは普通にコピペできます。
また、kindle本での位置番号もテキストで表示されるので便利。
「しごう」さんのブログ「45 For Trash」
“kindle.amazon.co.jp経由ならKindle本からのコピペ引用はカンタン。 “より引用
http://www.shigo45.com/entry/2016/04/14/105832#kindleamazoncojpサイト経由でコピペする方法
よし!これで準備はできた!あとは記事を書くだけ!(早くかけよ)
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